きむら歯科の安全除菌対策

きむら歯科の安全除菌対策

いつも、きむら歯科医院にご来院下さいまして誠にありがとうございます。

インフルエンザが猛威を振るっております。全国の医療機関をこの一週間に受診した患者数を推計すると約283万人、前週の171万人からかなり増加しております。年齢別では5〜9歳が59万人でトップ、次に10〜14歳が40万人、40代が29万人、0〜4歳が27万人、70代が23万人、などとなっております。(国立感染症研究所ホームページ)。日々のうがい、手洗いなどが重要であることは言うまでもございませんが、歯科医院の細菌感染症対策はさらに充実した高いレベルが求められます。きむら歯科医院の細菌感染症対策は待合室から始まります。当院内にある高濃度次亜塩素酸水精製器により生成された、高い殺菌力を持ち、高い安全性を持っていることが知られている機能水を用いた加湿器を受付に設置しております。高い殺菌力とインフルエンザ対策に有効な加湿を同時に行います。高濃度次亜塩素酸水は新しく生成したものでなければ効果は下がりますので常に新しいものを使用する必要があります。その為、当院では院内で高機能水を生成しております。次に実際治療を行う治療用の椅子(ユニット)ですが、ここでの細菌感染対策が最も重要と私は考えております。椅子そのものの清潔さ(当院では感染対策用の安全な薬品で徹底的に拭き上げております)は当然ですが、ここでは使用する水が綺麗かどうか?ということが重要です。「水道に繋いでるから歯科の椅子に流れている水は綺麗なのでは?」と普通は皆さん思われます。が実際は少し違います。実は多くの施設で細菌、微生物で汚染されているユニット水が、含嗽、口腔内洗浄、術野に給水されている実態があります。例えば、虫歯を削る器械は水を出しながら使いますが、器械をつなぐチューブ(椅子から垂れ下がっているグレーのホース)は逆に出た水も吸い込んでいます。つまり器械をつなぐチューブも感染の恐れを多分に持っています。当院ではこれを完全に解決するために残留塩素濃度補正システムを導入しております。このシステムにより生成された高機能水を院内全体に引き、椅子ユニット内にも引き込み、チューブ内の殺菌洗浄を高精度に行うことが可能となります。また高い安全性は厚労省も認めております。つまり、椅子ユニットでうがいする時のあの水はただの水ではなく、当院では安全に口を除菌する効果があります。是非椅子にお座り頂きましたらブクブクブクと何度もうがいして下さい。普通の市販のデンタルリンスとは比較にならない除菌効果があります。ドリルで虫歯を取り除く時(勿論痛くなく)も当然高機能水が出て菌を洗い落としますので虫歯の直りも非常に良好な予後が期待できます。また歯石取りの時も除菌水が出ていますので非常に安全で治癒が良好です。その他にこの高機能水の使用方法は多岐にわたります。治療毎に使用した器械、セットは除菌水で洗い、世界基準に準じた高性能な滅菌器で完全除菌します。使用するタービンドリルは全て一つ一つ完全滅菌されております。また歯型を洗浄するのにも役立ちます。つまり当院の歯の詰め物、被せものは非常に清潔で安全です。この高機能除菌水を用いたデンタルリンス、含嗽剤も非常に優れています。歯石取りの時に衛生士さんに聞いてみて下さい。

2018年1月30日

きむら歯科医院

院長木村修