木村修テニス全仏オープン勝手に観戦記⑴

木村修テニス全仏オープン勝手に観戦記⑴

いつもきむら歯科医院にご来院下さいまして誠にありがとうございます。いよいよテニス全仏オープンが開幕しました。パリの大会は華やかでありながら、コートサーフェイスは赤土(文字通り泥臭いテニスになります)と相反する組み合わせがなんとも言えない魅力です。昨日21時にニシコリ選手、一回戦に登場しました。彼は、アメリカハードコート育ちですが、プレースタイル(グランドストロークの打ち合いから勝機を見いだしていく)から全仏ではかなりチャンスがあると思っていて、これはコーチに1989年.17歳で全仏チャンプのチャンを付けていることでもわかります。つまりかなり気合いが入っているはずです。28歳、全仏ではチャンスはあと二三年でしょう。一回戦の相手、フランス人21歳、世界ランク304位。誰がみても楽々勝てる、と思うでしょう。しかしそれは違います。相手は失うものがなく全開捨て身で強打してきます。昨日の試合、あんな強打する選手はまずいません。テニススクールのレッスンでやったら大ひんしゅく、誰も近寄りません。こんな相手は実は一番嫌なはずです。決められれば腹が立つし、ラリーはつながらないのでリズムがつかめずかなりストレスがたまる戦いになります。しかしニシコリ選手は自分をコントロールし、大事なポイントを確実にとり、実力の差を見せつけました。二回戦は順当だとまたフランス人のペール50位。この人もまた曲者です。次はアメリカ、イスナー2メートル、12位くらい、この辺までは今までのニシコリ選手の実力なら勝ち上がりそうです。が4回戦から大変です。順当に行くとティエム5位、つぎズベレフ4位、つぎディミトロフ3位、最後ナダル1位。身体が持つのか❗️大変ですが楽しみに見ましょう。

2018年5月28日

きむら歯科医院院長

木村修