腸の難病、口の中の細菌が原因か?

腸の難病、口の中の細菌が原因か?

 

 

いつもきむら歯科医院にご来院下さいまして誠にありがとうございます。

昨年末になりますが、普段、口の中にいる細菌が腸の中で増えると、腸に慢性の炎症が起きる潰瘍性大腸炎、クローン病といった難病の原因となる可能性がある、と慶応大学などのチームが米科学誌サイエンスに発表しました。チームの本田慶応大教授は「口の中を清潔にすれば、腸の難病の治療や予防につかながるかもしれない」と話しています。これらの難病は原因不明で完治する薬は今のところないとのこと。普段は口の中にいて腸にはいない肺炎桿菌という細菌が腸で増える可能性がある、と。肺炎桿菌は健康な人の口にもおり、高齢者や免疫の働きが落ちている人では肺炎の原因となります。炎症を起こしやすい体質の方は腸で増えると難病の発症につながる恐れがあるらしいのです。

この記事を読むにあたり、改めて口腔内の環境を清潔にしておく事が重要か再認識させられました。

きむら歯科医院ではこの10年、除石などのクリーニングに力を入れておりますが、なかなかご予約が難しい日も多くなっており、皆様に大変ご迷惑をお掛けしております。また、ご予約された方でキャンセルされる方は2日前までにご連絡頂けますと助かります。当日キャンセルやドタキャンが続きますとキャンセル待ちの方を優先に予約をお取りさせて頂く可能性もございます。申し訳ございません。除石(クリーニング)は国家資格を有するしっかりとした技術を持った歯科衛生士が担当させて頂きますが、一度に数多くの方を拝見することは難しいことを御理解頂き、なるべく多くの患者様にクリーニングをお受け頂き、皆様の口腔環境向上に寄与したいと思いますので何卒御協力、お願い申し上げます。

2018/1/25

きむら歯科医院

院長木村修