人生100年時代の口腔ケアの重要性

いつもきむら歯科医院にご来院下さいまして誠にありがとうございます。去る8月に世界口腔保健学術大会でシンポジウムがあり、健康寿命の延伸はお口から歯周病が与える糖尿病、腸への影響と題し、新潟大歯学部山崎教授、徳島大医学部松久教授の講演がありました。歯周病と腸の関係についてのお話で、歯周病の菌が腸に入り肥満や糖尿、動脈硬化、関節リウマチ、誤嚥性肺炎、早産のリストが増すことは前から言われていましたが、歯周病菌が腸内細菌叢バランスを崩し、それらが作る毒素や発癌物質により代謝性疾患や癌のリスクを上げるのでは、というのです。口の中の乱れは全身に影響を及ぼす。健康のためには口の中、腸の環境を整えることが大事なのですね。

11月22日